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[ 2F ] 70th anniversary 【roarguns】

私どもKAWANOは1950年の創業以来、多くのお客様に支えられて70周年の節目を迎えることができました。
皆様への感謝を形にしたく、特別な企画をご用意しました。
その一環として、企画にご協力いただいたデザイナー様にQ&A形式でデザイナーズレターを依頼いたしました。
70周年企画イベント毎に順次ご紹介いたします。
KAWANO2Fのスタートを飾るのはroargunsデザイナーの濱中氏です。

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roarguns designer:濱中 三朗 (ハマナカ サブロウ)

【ファッションは、どの様に役立つと思いますか】

社会の役に立つというか、日々の生活における活性剤の役目を持っていると思います。
roargunsの服は着る人に何らかの刺激を与える服ということを意識してデザインしています。
着てくれた人たちがポジティブな気持ちでいられるよう。
結果、社会がポジティブな方向にいく手助けができていればいいなと思います。
ちょっとネガティブな話題が多いこの頃なんで個人や社会の役に立ってるといいですね。

【デザイナーを志したのはいつですか。また、きっかけも教えてください。】

高校生の時。
デザイナーになれるとは思わなかったけど服を作ろうと思った。
厳しい家庭で自由に好きな服を買ったり着る事が出来ず、自分で作れば自由になれると思ったのがきっかけかな。
とは言っても技術も知識もないので親の服をバラしてパターンを抜いたり、あるものを勝手にカスタムしたり。
かなり無茶苦茶な今では恥ずかしいようなものばかりだったと思いますが楽しかったんだと思う。
当時は嫌だったけども今となっては厳しくもきっかけをくれた親に感謝ですね。

【その当時、どの様なファッションが流行っていましたか。】

むちゃくちゃ田舎で今のように情報もなく街の流行りと言えばヤンキーくらいか。
親はお洒落だったんで服に興味はあったけど流行なんて知らなかった。
その当時は本当に何が流行っているとか無縁の世界でしたので、東京に出てきたときの衝撃はすごかったです。

【KAWANOが70周年を迎えるにあたり、製作いただいた企画や商品に込めた思いをお聞かせ下さい。】

70周年。
本当におめでとうございます。
こんな長い歴史を持ったショップを他に知りません。
いかにお客様に愛されてきたかがわかります。
今までたくさんの笑顔があったと思います。
今回、roargunsがKAWANO限定で制作させてもらったのはsmileモチーフを使用したシリーズです。
これからもお客様の笑顔とともにというメッセージをストレートに表現しました。

いかがでしたでしょうか
普段はなかなか聞けない貴重なお話でデザイナーの人柄も伝われば幸いです。
20FWにおきましては、roargunsとのコラボレーションアイテムも多数展開しております。
皆様のご来店心よりお待ちしております。