[ 2F ] NOWL 冬のこだわり
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
KAWANO 2Fの山崎です。
季節を感じることが薄らいできている昨今ですが、
立冬も過ぎて11月も半ば、
ようやく冬の足音が聞こえてきた気がいたします。
先日、一の酉が立ちました。
酉の市といえば、関東では冬の到来を告げる風物詩、
昨年はコロナ禍で寂しいものでしたが、
今年はだいぶ活気が戻ってきて
人の出もこの通り
売り子さんの締めの掛け声も
そこここで響いておりました。
日常、戻りつつある年の瀬です。
ところで縁起物の熊手
“福をかっこめ” ということで
仕方がないところもあろうかと思いますが
少し美的センスに欠けると思うのは
私だけでしょうか。
そもそも意味合いからして
そんなことに気を取られるのは
ナンセンスなのかもしれませんが…
しかしながら、今年は出会いがありました。
センスのいいお洒落な熊手
浅草田甫は鷲神社の境内続き
長国寺(酉の市発祥の寺)に居を構えていた
高砂屋さん。
なかなかやりますね。
雰囲気を崩さず
それでいてモダンな設えが目を惹きます。
二の酉は11月21日、
ご興味のある方は足を運んでみてください。
そんな移ろいゆく季節の中、
皆さんは冬の装いの準備、お済ですか。
私どもKAWANO 2Fでも
オリジナルブランド「NOWL」の
こだわりのコートが店頭を飾っております。
オリジナルの商品を作製するにあたり
私どもがこだわるポイントの1つが
“シルエット”です。
KAWANOの基本とするテーストは
「シャープ」「セクシー」そして「エレガント」
それを如何に具現化するかを考えた結果生まれたのが
このシルエットです。
通常チェスターコートのラインは
こんな感じですよね。
それが「NOWL」の手にかかると
元々後ろに逃がすようにとられたパターンが
フロントを開けた時のシャープなシルエットを生み出します。
ダブルブレストでありながら
重なりがなく軽快な雰囲気に。
動きのあるシルエットは
男の色気を感じさせ
なんともセクシー。
表の顔になる襟は
フェイクレザーでトリミングを施しました。
表裏双方からの設えは重厚感があり
エレガントな雰囲気を醸し出しています。
勿論作りの部分にもこだわりが。
前振りをつけた袖付けで
ストレスのない肩回り、
紡毛素材の重さも感じさせません。
バックスタイルにも
隠れたこだわりが。
ベントの部分に施したインボックスのプリーツが
とかく重たい印象のチェスターコートに躍動感を生み
セクシー度をアップさせています。
寒い冬の日の外出に
肩をすぼめず格好よく着こなして頂きたい
お勧めの一着です。
お忙しいとは存じますが
一度お運びいただき、ご体感頂ければと存じます。
ご来店、心よりお待ち申し上げます。