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[ 1F ] CRAFTSMANSHIP VOL’4

みなさん、こんにちは。
今日は角度を変えて世界に誇る日本職人技が光るアイテムをご紹介。
アメリカで誕生しヴィンテージブームや日本ではレプリカブームを巻き起こしたアイテム。
そう、今シーズンは久々にトレンドアイテムとしても取り上げられたジーンズ。

日本ではジーパンやデニムとも呼ばれています。
しかし、ジーパンは和製英語なので海外では通じません。
さらにジーパンとはジーンズ・パンツの略と思っている方も多いのですが、
正確な発祥は終戦後に日本に駐在していたアメリカ軍兵士がジーンズをはいていました。
その兵士の正式名称「Government Issuees」の略称として「GI」と呼んでいたが、
そのGIがはいていたパンツだから「GIパンツ」と呼ばれ、
その頭文字を取って日本では「Gパン」という呼名が定着したのです。
また、デニムとは本来は生地を指すのでこれも正しい呼称では無いのです。

と、ウンチク的な話はこの辺で終わりにしておきましょうか。

それでは、いよいよアイテムをご紹介。
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【RESOUND CLOTHING】
RC24-ST-021
\31,900-

デザイナー梅本氏のヴィンテージデニムへのリスペクトと、
海外の有名メゾンもジーパンの生産を依頼する日本の職人の技術が集約されたアイテムです。
いまやデニム生地も世界各国のブランドから信頼される品質です。
さらに加工技術も世界トップクラスの工場が児島・福山には数多くあるのです。
その中でもデニムへの愛に溢れる梅本氏のお眼鏡にかなった生地と、
工場の組み合わせに梅本氏のデザインが掛け合わされて生まれたアイテムなのです。

では、詳しく解説をして参りましょう。
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Levi’sならアーキュエットステッチ、
LeeならレイジーSステッチ、
WranglerならサイレントWステッチとブランドが分かるアイコンが存在します。
RESOUND CLOTHINGの場合は、
ヴィンテージデニムの代表格のデティールのセルビッチを使ったコインポケット。
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ヒップポケットには隠しリベット仕様を採用しています。
ココが非常に面白いポイントの一つ。
実際には1933~1966年の期間に採用されていた仕様なのですが、
その使用を1970年代の雰囲気に寄せたデニム生地のパンツに採用している事と、
シルエットも同様に1970年代のLevi’sの通称66と呼ばれるシルエットに寄せたパンツに採用してあると、
通常ではありえない仕様にしているのはジーンズ好きには堪らないポイントではないでしょうか。
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もちろん、ステッチにも梅本氏のジーンズ愛を感じます。
年代の古いジーンズに見られるイエローとオレンジの2色ステッチ。
やはり、縫製に対しても並々ならぬ想いを感じ取れる逸品です。

そして
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ここまでのスペックが詰まっているという事は当然の様に、
セルビッチ付(通称:赤耳)のデニム生地である事は言うまでもないでしょう。

まさにネオヴィンテージ・ジーンズと言えるアイテム。
ぜひ、店頭で体感くださいませ。

それでは、最後に今日の一曲はRy CooderのCrossroadsをセレクト。


それでは引き続きみなさまのご来店を心よりお待ちいたしております。